兵庫県警姫路署は2026年2月24日、不同意わいせつの疑いで、ベトナム国籍の男(42)=兵庫県姫路市在住=を逮捕した。
逮捕容疑は2025年11月2日午後4時ごろから5時ごろ、姫路市本町の公園で、小学6年生の女児(当時12歳)に対し、声をかけ肩をつかんで抱き寄せ、頰にキスをしたというもの。
男は「肩を抱いて顔を近づけた際に私の口が頰に当たった」などと容疑を一部否認している。
同署によると、男と女児は面識があった。
女児は学校帰りに被害に遭い、自宅に戻って両親に相談。
翌日、両親が姫路署に「娘が男にキスされた」と被害を訴えた。
捜査員が公園周辺の防犯カメラ映像などを分析したところ、男が浮上。
事件から約3カ月後の逮捕となった。
この事件は、帰宅途中の小学生が巻き込まれたわいせつ行為として、地元で衝撃を与えている。
姫路市は工業地帯が多く、ベトナム人を含む外国人労働者が増加傾向。
全国の在留外国人数は2025年末時点で約395万人を超え、毎年30万人ペースで増加中。
ベトナム国籍者は技能実習生や特定技能で多く来日し、製造業などで活躍する一方、一部で犯罪に関与する事例が報じられている。
例えば、還付金詐欺でのベトナム人夫婦再逮捕や、投資詐欺の受け子としての逮捕などが相次ぐ。
しかし、外国人全体を犯罪者扱いするのは誤りで、多くの人は真面目に生活している。
問題は不法行為者の管理と、被害防止策の強化だ。
姫路署は「子どもたちの安全確保のため、引き続き地域の見守りを強化する」としている。
女児の両親は「防犯カメラがなければ特定できなかったかもしれない」と証言。
監視カメラの有効性が改めて示された事例だ。
不同意わいせつ罪は2023年の改正刑法で新設され、被害者の同意がない性的行為を広く処罰対象とする。
キス行為も状況次第で成立する可能性が高い。
男の認否が一部否認にとどまる中、捜査は女児の証言やカメラ映像を中心に進められている。
地元住民からは「子どもが安心して帰れる街にしてほしい」との声が上がる。
今後、判決や量刑が注目される。