警視庁蒲田署は、還付金詐欺でだまし取った現金を引き出したとして、電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の容疑で、ベトナム国籍のグエン・ティエン・ロイ(29)と妻ホアン・ティ・ホン・ニュン(32)両容疑者を再逮捕した。両容疑者は横浜市南区在住。
再逮捕容疑は2024年12月10日、氏名不詳者と共謀して「還付金が受け取れる」とうそを言い銀行口座に振り込ませた約100万円を別の口座に送金し、東京都台東区内のATMで引き出した疑い。
同署によると、12日、大田区内を車で走行中の2人を職務質問したところ、他人名義のキャッシュカード約30枚を所持していたことが判明。うち6口座が還付金詐欺の振込先として使用されていた。
2人は当初、「SNSで知り合ったベトナム人にカードを運べばお金をくれると言われた」などと説明していたという。グエン容疑者は黙秘、ホアン容疑者は容疑を否認している。
同署は、2人が特殊詐欺グループの「出し子」として組織的に関与し、マネーロンダリング(資金洗浄)にも加担した可能性があるとみて捜査を進めている。
日本国内では外国人による特殊詐欺の受け子・出し子役が増加傾向にあり、警察当局は国際的な犯罪ネットワークの摘発を強化している。
ベトナム人夫婦再逮捕:キャッシュカード詐欺、マネーロンギ疑い